最終更新 2017年 6月 1 日      公開日2017年 5月 20日

サイバー攻撃対策レジュメ


1		サイバー攻撃対策レジュメ
2		2017/05/20  文責: 高橋忠夫
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4		世界150か国以上でランサムウェアと呼ばれるウィルスで被害が出た
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6		現象:
7		パソコンが操作できなくなったり、データーが暗号化されて読み書きできない
8		これを解消するために、身代金300ドルの支払いを要求された
9		ただし「支払ったら解消された」との報告はない
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11		なぜWindowsが狙われるのか?
12		ウィルス作成者から見ると、もっとも台数が多く利益が見込める
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14		対処方法:
15		ネット上には「ランサムウェア解消」を掲げる業者も存在するが、成功率はあまり高くない
16		https://securitynavi.jp/2034
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18		結局そのパソコンはリカバリー(工場出荷の状態にする)しなければ使えない公算が大きい
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21		ランサムウェアに限らずウィルスに感染しないためにはどうすればいいか、簡単にまとめてみた
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23		1 重要なデーターは常に外部HDDやDVD-Rなどにコピーを作っておく 
24		2 メーカー提供のリカバリーメディアは必ず作っておく(Windowsが起動しないとき必要)
25		3 月1回程度はハードディスク全体のイメージを作っておく
26		4 サポート切れのwindowsは使わない
27		5 windowsとウィルス対策ソフトのupdateは確実に実行する
28		6 ネット閲覧時に「動作を早くする」「ドライバーを最新にする」「このまま使い続けるとパソコンが
29		  壊れる」などと言って、クリックするよう要求された場合、googleでその文言を検索して
30		  確認する(ほとんど詐欺)
31		7 フリーソフトは本当に必要か、評判を確認してから、説明を注意深く読んで導入する(ウィルスも
32		  同時にインストールされることがある)
33		8 不審な添付ファイルは開かない(たとえ知人や公的機関からのメールであっても、差出人が偽装されて
34		  いることがあるので本当に本人が出したものか確認する)
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36		  ほとんどのウィルスは、ネット閲覧の時かメールの添付ファイルとして入って来る 上記4と関連するが、
37		  ネット閲覧とメールだけはりナックスでやれば、ほとんど防ぐことが出来る
38		  (リナックス上でwindows用のウィルスは動作しない)